ケーキの種類と特徴

 

それではさっそく、気になる脂質(脂肪分)の多いケーキについて解説します。脂肪分といえば、バターや生クリームが多く使われているケーキです。具体的には、ミルフィユなどのパイ類、ガナッシュクリームなどのチョコレートケーキ類、生クリームの量が多いショートケーキ類やババロアやムース類、などがまずあげられます。

 

サワークリームやバターの多い配合の濃厚なチーズケーキ、バターの多いマフィンや焼き菓子類の大きなサイズのものも要注意です。これらは一つあたり400kcal以上のことが多く、ケーキ類の中でも最もカロリーが高いグループです。

 

次に炭水化物主体のケーキは、洋菓子はほとんどのものに油脂が使われているので、炭水化物主体のものはあまり多くはありませんが、ホットケーキ(バターなし)などが該当します。ちなみに、和菓子類は糖分と粉類の比率が高いので炭水化物主体と考えられます。

 

そんな和菓子類は、サイズが小さいということもあり1個あたり100kcal台のものも多く、比較的カロリー控えめであることからダイエット向けだといわれるわけです。

 

そしてたんぱく質が多いケーキはたんぱく質の多い食品であるたまごや牛乳を使ったケーキ類は、プリン、シュークリーム(カスタード主体)、シフォンケーキ、クレープ、シンプルなチーズケーキなどです。

 

これらは比較的カロリーが控えめで、一つあたり200kcal前後のものがほとんど。ダイエット中にも比較的安心できるケーキ類といえるでしょう。